避雷針

妄想が多め

この赤

地球外生命体とかいうやつに遭遇した

たぶん、そんな感じだと思うけど

驚きすぎて鼻血出した

すると向こうが腕を爪で切って、皮を剥いて向こう自身の体液を見せてきた

綺麗な黄色の液体だった、そのまま向こうはどこかへ消えていった

それが何を示すのかは知らない

そのあと男子小学生が絆創膏をはがす場面に遭遇した ガーゼに染み込んだ日の丸 患部は私の流したこの赤色に発色した

この赤って意外と綺麗だ

忌み嫌われている

けれど誰も逆らうことはできない、この赤に支配されている

循環するこの赤に生かされる者の憂さ晴らしをやめさせて

他のどんな赤でもなく、ただこの赤を称えて眠りたい