避雷針

妄想が多め

纏う2(tmdo)

ムエットだとトップが長く効いて、その後はミドルが続く。 肌に乗せる(ウエストにワンプッシュしたものを手首、首にのせる)とトップが早めに飛んで、ミドルが長く、ラストが控えめに効く。 トップは濡れた土のよう、ミドルが想像つかないぐらい強い。同じ…

纏う1(ywhd)

香りは懐かしさを呼び寄せやすい。 乱暴に書くけど、どんな香りも大体「どこか懐かしい」という枕詞がついている気がする。 そして懐かしさに過去の経験はあまり必要ないとも思う。 パウダリーな香りが好きだ。乾燥している気候が好きだという理由がある。 …

ギラギラ

をご贔屓()がかつて歌っていたのですが、ところどころ「この方にこの歌詞合わなくね?」と初見で思いました。 ただ、「スパンコールの瘡蓋で身を守る」という歌詞を歌ったとたんにすごく納得して、なんて選曲なんだ、って思いました。J-Popでこの歌詞ほど…

王家に捧ぐ歌 感想

わからないという言葉、本当にわからないのではなくて、思ってるのと違ったから認められない・受け付けられないということを示してる時の方が多いのかもしれない。王家に捧ぐ歌を見てそう思いました。 そういう意識を表明するためにわからないって言葉使うの…

タイトル

20世紀に駆け込みで生まれてきた私たちに、どんな言葉をかけてももう遅い。

よくある話

思い出が上から下に、あるいは右から左へ流れていく 未経験のもの だから私のものではない いつか読んだSF小説のシステム 見たくないものだって見なければいけない 手放せなくて被害者ヅラをする

個人的な甘いこと

「この世の最悪を1つだけ選べと言われて、私の悲しみが選ばれることはない」その寂しさで軋み続けるこの場所に用はない。たぶん皆わかってることなのに。

渦の中

孤独の表面張力が崩れたら まもなくこの船は流されるだろう 救難信号が散る場所へ 私は私のままであれ

求めないことの理由

あなたの終わりを見たいという私の欲望1つ 望みどおり叶うらしい これが誰の欲望なのか教えてくれない だけどそれがいい 特別扱いは不可視の頷き 暗さの中でやりとりしよう

贅沢かもしれない

アスファルトを歩くように砂浜を歩きたい なんでもないことのように景色を見て、焼き増しもせず「帰ろうか」と口に出す そういうことを本気でやりたい、心から

ジャンプ

バニラの夢の中にいる。なんて器用な夢なのだろう。僕の欲しいものだけを与え続けてくれる。現実を蹴りやって僕をどこへ連れて行く?そのくせ誘いをかけたまま、溶けきるまえに帰してくれる。 本当に一体となるには自分の意思でフレームを捨てなければならな…

次会うときの心構え

ねえばあば、私あなたの孫だから化粧しないで会いに行くね

肝心なのはどう溶かすか

僕が三半規管に隠しているやつのことを知っている君 だからそんなものを作るんだ 耳、目、舌、皮膚などから波を垂らしていく するとダラダラと溶け出していく でも頭蓋骨などのフレームが抵抗して沸騰した鍋のように揺らぎ出す 形のあるものはみな壊れるし、…

ジョージ伯父さん

両手に食い込む暇 何をしようにもこの暇を振り払わなければできない まあだから、弄ぶしかやり方はないんだなと 遺伝子から悟った

フィーネ

全休符が続いている 休めて嬉しいと思ったが束の間、耳をすますと誰も音を鳴らしていなかった 皆思い思いの音楽を鳴らしすぎた 不協和音を奏でるしかなかった あなたの好きな旋律にのらなかった あなたは休符を続けさせた もう二度と、誰も鳴らないのかもし…

7月7日に祈り忘れたリスト(追加するかも)

・怒鳴ることから始めることが正しいと思う人と、そう思わない人で住む世界を分けてほしい ・他人の綺麗の価値を判断することに皆興味を失ってほしい

意思表明

自分には価値を理解できないものにも存在意義があるんだなんて、紅茶の原液の中に牛乳がわけもわからず混じっていく様に似ています。無視することイコール多様性を大事にするにはならないけれど、今のところそうするしかいい場所を作ることはできないのでは…

ペプラムの裾

ペプラムの裾が風になびいた それほどに強風の夕方 プリーツの中で明日のことを考えたい カーテンの奥に隠れて聞かない授業のように 軒下で雨宿りしながら通りに誰も来ないのを見届けるように

黒は目の前の輝き

ブラウン管の中で泳いでいた生き残りの戦士に、感謝申し上げます 続く暗闇の中でどんな感情を持っているのでしょうか 色水はまだ光りますか 液体に流動性はありますか 死んでしまった他の戦士たちと交信できますか あなたは何をしようと思っていますか 思考…

余ることについて

贅沢で敵 自分としては欲しい 余っている人は素敵に見える 即座に笑みを向け あっという間に 与えられるあるいは 寄生される 助けてください 欠けていることの美学を信じながら余ることへの情欲が溢れている私

トイレ(少し生々しいです)

個室トイレの中で 開けっぴろげにされたままの 使用済みの生理用品 日の丸 あの記号がもたらした過去よりも このパットの上の記号が語る 見知らぬ誰かも 抱えて生きている 博愛、活力、神聖、純潔 すべて我々は 抱えているものをどう見せびらかすか 考える権…

堂々めぐり

やられたらやり返したい こんな風に 誰にやられたわけでもないのに 正義を語る やつを笑うやつ やっぱり心の中でヒーローになっている あいつの考え俺も考えてた 俺の考えあいつも考えてた オリジナルを求める 目新しさを欲する それは「現代社会で飼い慣ら…

日記3(くだらなさ★★★☆☆)

フリマアプリで完全ワイヤレスイヤホンの片耳だけが売れている…。そっちだけ無くした人にとってみればめちゃくちゃ需要あるもんね、そっか。 そういうメリットがあるんだな、中古には(今更感) そんなことはどうでもよくって! 紅茶とかのティーパックと下…

耳が痛い

荷物は大切 トランクだったら旅行、リュックなら遠足 「お」がついた途端のけものにされる 丁寧に表現されてるのに 生み出され、評価や比較の網から漏れ 仲良しごっこすんな 競争しようよ 切磋琢磨だから ※なお、お荷物の中から掬い上げられるのは一握りです…

雨上がりの街と

気管が絞られるよう 雨上がりの淡い色は水彩の滲みで描かれていた あのアスファルトの変な匂いとか 息も詰まるような蒸した空間 夕方と夜が色付けた 物語の頂点になりそうな景色で だけどきっと日常の一コマなんだろう 私の過去のようでやっぱりそうじゃない…

共有できる季節

ピアノが揺れる カーテンをまくる風はまだ冷たく 幾度となく庭で遊んだ 芍薬、ポピーなど 全て大切だった 全て愛くるしい顔をしてこちらを覗いた 土も陽光に照らされ輝いていた 知らない子と駆け回る 風で帽子が飛んで行った 目の前に麦わら帽子が降りてきた…

日記2(喜怒哀楽全部揃ってる)

これ、自分の気持ちの整理のために書いてます。ツイッターの代わりに ホタルノヒカリのときの綾瀬はるか、今年の私と同い年なんだって… この「…」で察してください… 親にゴールデンウィーク明けには皆内定出るんでしょ?って言われたんだけど 知らんがな バ…

季節はある

今日は気づきがあった 初夏は確実にあるんだ 軽い風が背中を押して 木々の新緑が鳴る 緑の中 大河が連なる 私は今まで聞いていた 重い水の流れ

正負

私に見えている世界が強固なものとなっていく それが怖い

道化している

やり始めれば簡単にできるものに取りかからず ずっと心待ちにしたままでいる そうしてある時いざと思い立って 始めるけれどそうでもない 誰だって巻き起こしたいよね でも日にちはたつ うんざりするのは 平穏な日常の繰り返しに対してではなく 気まぐれにや…