避雷針

妄想が多め

滲み

滲みはどこまでも境目のない

曖昧なままでなだらかに終わっていく

グラデーションは静かに移り変わる色

と決めつけたがりは思っている

アナログは本当にアナログなのだろうか

ミクロの存在に問うてみる

線引き、区画、どれもこれも生活必需品

滲みも

解像度を高くしていくと、隠された境目に気づいてしまう 曖昧なままで許されたいという私の願い