2020-02-13 帳 名前とか所属するところとか所有してるもの 全て含めて取っ払って見えた君の 擦った地面を目でなぞった初夏、砂の白さが背景だった 「星ではなく銀河の空中、大気、つまり星を包む闇だ」 あの頃の言葉を借りるなら 銀河から続く夜の帳 目の前の暗がりは君らしいから 酒気帯び歩行する午前1時半、目の前に君が続く