2020-05-28 雨上がりの街と 気管が絞られるよう 雨上がりの淡い色は水彩の滲みで描かれていた あのアスファルトの変な匂いとか 息も詰まるような蒸した空間 夕方と夜が色付けた 物語の頂点になりそうな景色で だけどきっと日常の一コマなんだろう 私の過去のようでやっぱりそうじゃない 私の夢はこの紙切れの中に閉じ込められること